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SES(システムエンジニアリングサービス)で働くエンジニアの中には、自社開発企業への転職を目指す方が少なくありません。この記事では、SESから自社開発への転職を成功させるための具体的な方法を解説します。
SESと自社開発の違い
| 項目 | SES | 自社開発 |
|---|---|---|
| 勤務先 | クライアント企業 | 自社オフィス |
| 開発対象 | クライアントのシステム | 自社プロダクト |
| 技術選定 | クライアント依存 | 自社で決定 |
| キャリアパス | 案件依存 | 社内で成長 |
| 帰属意識 | 持ちにくい | 持ちやすい |
SESから自社開発へ転職する際の課題
技術スタックのギャップ
SESでは古い技術やレガシーシステムの案件が多い場合があります。自社開発企業ではモダンな技術を使っていることが多く、スキルのギャップが課題になります。
実績のアピールが難しい
SESの業務はNDA(秘密保持契約)の関係で詳しく話せないことがあります。面接で「具体的に何をやったか」を説明しにくいケースがあります。
ポートフォリオの不足
業務で作ったものは公開できないため、個人でポートフォリオを作成する必要があります。
転職準備の進め方
1. モダンな技術を独学する
自社開発企業で求められる技術を身につけましょう。
Web系なら:
- React / Next.js / TypeScript
- Ruby on Rails / Go / Python
- Docker / AWS / CI/CD
- Git / GitHub(チーム開発の流れ)
2. ポートフォリオを作る
個人でWebアプリケーションを開発し、公開しましょう。ポートフォリオがあるかないかで、書類選考の通過率が大きく変わります。
転職のベストタイミングも参考にしてください。
ポートフォリオに含めるべき要素:
- 企画の背景(なぜ作ったか)
- 使用技術の選定理由
- 工夫した技術的なポイント
- テストコード
- CI/CDパイプライン
詳しくはポートフォリオ作成ガイドを参考にしてください。
3. GitHubを充実させる
GitHubのコントリビューション履歴は、学習の継続性を示す指標になります。毎日少しずつでもコードを書き、コミットする習慣をつけましょう。
4. 技術ブログを書く
学んだ内容をブログにまとめることで、アウトプット力と技術力の両方をアピールできます。Zenn、Qiita、個人ブログなどを活用しましょう。
面接でのアピールポイント
SES経験のポジティブな面を伝える
- 多様な環境・技術に触れた経験
- クライアントとのコミュニケーション力
- 短期間で新しい環境に適応する力
- 異なる開発チームでの協業経験
自社開発を志望する理由を明確にする
「SESが嫌だから」ではなく、「プロダクトに長期的に関わりたい」「ユーザーの反応を直接感じながら開発したい」など、前向きな理由を伝えましょう。
自主的な学習をアピールする
業務外で学習していること、個人プロジェクトの取り組みを具体的に伝えましょう。自走力のあるエンジニアは評価されます。
転職活動の進め方
IT特化型の転職エージェントを活用する
IT業界に特化した転職エージェントは、自社開発企業の求人が豊富で、技術的な相談もしやすいです。
転職サイトを併用する
エージェントだけでなく、転職サイトで直接応募する方法も有効です。自社開発企業はWantedlyやGreenなどに求人を出していることが多いです。
カジュアル面談を活用する
正式な選考の前にカジュアル面談を設けている企業も多いです。企業の雰囲気や技術スタックを直接確認できる貴重な機会です。
まとめ
SESから自社開発への転職は、準備をしっかりすれば十分に実現可能です。モダンな技術の習得、ポートフォリオの作成、面接対策を並行して進めましょう。
転職エージェントの活用についてはレバテックキャリアの評判も参考にしてください。